渡航記#2:ビディビディの「食」
- K-Diffusionors
- 2019年2月15日
- 読了時間: 2分
1月の上旬にウガンダのビディビディ難民居住地を訪問し今回は食について少し。難民の南スーダンの方達の主食はWFPの支給という影響もあるがメイズ(=ほぼトウモロコシ)が基本になる。これを水とこねてペースト状にしたもの。日本でいう米みたいな扱いだろうか。実際に食べたことのある現地スタッフにお話をお聞きしたところほぼ無味で何にでも合うらしい。そしてこれに加えて鶏や羊肉といったものを煮込みシチューのようにしたものが出てくる。実際にホテルで似たようなものを食べたのだがこれが非常に美味しい。鈍感なだけかもしれないが、あまり羊の臭みを感じず歯ごたえのある、焼き鳥で例えるなら砂肝のような食感だった。そして必ず、どんなメニューでも一緒に出てくるものがある。それは日本でもおなじみのバナナだ。揚げたり、煮込んだりと様々な調理法で出されるが、日本のバナナと違い、あまり甘さがないことからかジャガイモを食べているような感じであった。
最後に紹介したいものがロレックスだ。ロレックスと聞くと腕時計を連想する読者が多いと思うが、これはRoll and Eggsの略称だ。ウガンダの路上で、クレープを焼く鉄板のようなもの上で卵を焼いてくれる。感覚としてはクレープの生地で目玉焼きを巻く感じ。その屋台の衛生面はともかく(これを食べた数名がこの後腹を壊す)、気前の良いお兄ちゃんが焼いてくれた地元料理ともいえるこの品は絶品だった。これはどの日本食の味とも異なるもので、私のボキャブラリーでは形容できない。読者には是非ともアフリカに訪問してほしい。貧しいという固定観念こそあるが、実際のアフリカはどうなのかと誰しもが考えたことがあるはずだ。実際に体験しに行ってみてはどうだろう。屋台のものを食べて腹を壊すというようなハプニングは現地に行ってしか体験できないものだろう。笑
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